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2008年11月25日

フロントフォークのオーバーホール(組み立て)

ZRXのフロントフォークのオーバーホール(組み立て編)!22日の土曜日に組み立ててきました!

前回同様画像なるものがないのが、、、
ほんと何やってんだか( ´ー`)フ

あ、ちなみに2台あった内1台は売却したそうです。つーか前日にそのZRXのフロントフォークをつけました。着けなきゃ移動出来ないので超てーげー仮組です。メタル、オイルシール、スプリングととりあえず使用済み付けといて移動するだけだからオイルは入れてないバネサスなフロントフォーク仕様です(笑

個人売買で引き取りに来ると言ってたし相手側も自分でやるみたいな感じだったようなのでこんな結果に(苦笑

で、本番と言っちゃなんだけど土曜日。

まぁおかげ様で非常にテキパキと作業ができました。そしてトップキャップも締めて完成!二人で感動!ついでにボヨンボヨンして漏れのないフロントフォークにマジで感動!(笑


必要なもの
交換部品(フォークオイル、シール類

必要な工具
6、10、12mmの六角レンチ
8、12mmのボックス
22mmのボックスまたはメガネ
オイルシールプッシャー

あると便利な
シリコングリス
パーツクリーナー
インパクトレンチ

さて、前回の続きです
土曜日は昼からの作業、晴天でZRXのメンテ日和でした
13時過ぎに友達のガレージ(家の裏庭)に到着。スクーターの塗装をしてるし(笑
ちょいと一服して作業スタート!

1:パーツクリーナーで掃除。とりあえずボックスに保管されてたとは言えばらした時に軽く拭いたぐらいのフロントフォークのパーツ類を丁寧にパーツクリーナーでお掃除。インナーチューブの内側、アウターの中とやりづらいが丁寧に。とりあえずスプリングも掃除。

2:シール類の組み付け。フロントフォークオーバーホールで一番の楽しみ(?)でもあるシールの打ち込み。オイルシールプッシャーなる特殊工具が必要だけどそんなの持ってなかったので塩ビパイプで代用。
サイズはだいたい内径42mm以上外形55mm以下でいいぐらいじゃないでしょうか。
工務店にこのサイズでって言ったらすぐ出してくれるんじゃないでしょうか。

とその前にフォークの組み付け。順番としてインナーチューブとアウターチューブを合体させます。そしたらダンパーを入れてドレンボルトを占めます。コツとしてはダンパーを入れたあとフォークを横に寝かせて指で軽くドレンボルトを占めていきます。とも回りする部分だから全部占めることはこの状態ではできません。
とりあえず今はインナーとアウターが分離しない程度に締めておけばよさそうです。

合体させたらわかると思いますがアウターチューブ側に奥、手前と2段ほど溝があると思います。奥の方がメタル。ワッシャをはさんでその上にオイルシール。オイルシールの上には飛び出し防止のためのリングが収まる溝があります。そして最後にダストシール。

シール類をインナーチューブに取り付けるときは傷がつかないようにシリコングリスを内側に塗るといいです。
それとメタルを嵌めるときもインナーチューブをしっかりと真っ直ぐ支えないと叩き込む際にメタルがずれて傷がつくかもしれません。メタルを打ち込む時なんですが、ワッシャを上にして塩ビパイプでコンコンと叩いてやります。
きれいにハマったらオイルシールも嵌めます。そしてリングをつけてダストシールといった感じです。

丁寧に作業することが完成の近道だと思うのですが、メタル、オイルシール、ダストシールと各部品を打ち込み終えるごとにフォークをストロークさせてみましょう。全部組み終えて何か動きが渋いなぁってなったら大変だし(汗

3:次はフォークオイルを入れる。シール類が問題なければドレンボルトをしっかりと締めます。ほんとはドレンボルトのワッシャも変えるべき何でしょうけどここはあえて再利用。しかも規定トルク総シカトのインパクトレンチ使用で締めました(汗
ちなみにドレンボルトは10mm六角レンチです。
そしてフォークオイルを注ぎ込みます。ZRX94年式の初期型フロントフォークのフォークオイル量は503mm±4mm。
偶然にも500mm計量カップがあったためそのメモリに合わせて入れました。
たぶん左右で違う量が入ったかもしれないけどね(笑

フォークオイルを入れ終えたらエア抜きを行います。素早く沈めてゆっくり引く(だったかな)の繰り返し。
中を覗くと空気がポコッと出てきて「フロントフォークのオーバーホールしてるんだなぁ」って実感します(笑
ある程度終えたら15分ほど放置。ちょうど一服といったところでしょうか。
そしてもう一度エアがちゃんと抜けたか確認。

4:エアが抜けたらスプリング、ワッシャ、カラーの順で入れていきます。そしてトップキャップを締めます。純正は22mmでボックスまたはメガネで。ここは無理に締めすぎなくてもいいかもしれません。まぁインパクトは絶対に使わない方がいいのは間違いないです。今度分解するときに泣くかもしれませんから
このときに地面に押しつけながらやるとやりやすいです。でもボトムケースに傷付きまくります(汗笑
トップキャップを締め終えたらボヨンボヨンしましょう(爆
フロントフォークのオーバーホールはこのためにあると思ってもいいくらいかもしれません!何か達成感みたいなのがあります!(笑

5:そしてフレームに組み付け。フロントフォークをステムに通し、トップキャップとインナーチューブの堺目がトップブリッジとツライチになるようにして横にある6mmの六角レンチで締めつけていきます。
そしてホイールはめてキャリパーつけてフェンダーつけて終わり!(おいww


以上、ZRXのフロントフォークのオーバーホール、分解・組み立て編でした。
バイク整備素人でもなんとか完了することが出来ました!まぁバイク屋で作業風景を見学させて貰ったり、出来る所までは自分でやらせて貰ったりと経験があったため楽しく、かつ丁寧(?)にフロントフォークのオーバーホールが出来ました!
バイク屋さんに頼むと何万もするフロントフォークのオーバーホールですが、自分で出来るのであれば自分でやるのもいいんじゃないでしょうか。
実際、フォークオイル、シール類、その他工具代で1万円前後で出来てしまいます。
ただ、バイクでも常に働いている重要な部分でもありますので自身のない人はバイク屋さんに依頼する方がいいかもしれませんね

さて、これらは友達のZRXだったのですが走り出すにはまだまだ時間がかかりそうです。最近塗装に凝っているのか、スクーターからZRXのエンジン、フレーム、ホイールといろいろ塗装しているようです。ホイールの塗装も終わったら電装系、吸気系の掃除などやな~、とりあえずまともに走れるバイクにしあげるぞ~!

※ググってこのページを見つけた人は自分でやってみたいと思っているのかもしれないですがこれらは間違っても素人の作業日記です。参考程度でよろしくお願いします。何か気になることがあればコメントなんかも気軽にどうぞ~



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この記事へのコメント
あぁ~、忙しすぎです(T_T)
さすが師走だけあるなぁ~
ま、近々更新したいのだができるだろーか、、、
Posted by てるて~るてるて~る at 2008年12月22日 02:14
更新楽しみにしてまっせー
Posted by ゆうた@石川 at 2008年12月22日 16:58
~♪
何故かお気に入りにベアリングとサンスターを追加(・∀・)
今度の休みこそは更新出来るだろーか、、、(笑
Posted by てるて~るてるて~る at 2008年12月28日 03:59
 
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